2009年12月25日

ピン芸人の隆盛

吉本興業をはじめとする「芸能商社」がシステマチックに若手を発掘し、消費するサイクルを作り上げたことで、若手の芸人の供給は非常に潤沢におこなわれるようになった。そのためか、力があって観客を笑わせることができる芸人であっても、漫才やコントなどのオーソドックスな形式ではインパクトが与えられず、大ブレイクしにくい状態になっていた。そのため、従来の日本では比較的手薄だった漫談形式を採用した芸人が、新鮮さを感じさせ人気となる。

長井秀和、青木さやか、だいたひかるなどは、毒舌を自分なりの独特なお決まりのフレーズとからめる。陣内智則は綿密に構成された映像ならびに音声等にボケの部分を小刻みに織り込み、そこへツッコミを入れるというパターンで自作のネタを展開した。またエレキベースを使ったはなわが『佐賀県』を歌い、CDが25万枚以上のセールスを記録した。また、はなわから少し遅れて、ギター侍こと波田陽区も2004年の流行語大賞にノミネートされるという現象も起きた。

ただし、供給過剰の状態は続いており、ブームを起こした芸人が消費尽くされてしまうと簡単に忘れられてしまう、という傾向はさらに激しくなっている。そのため、逆に大きなブレイクをおこさず、地道に戦略を立てて活動した芸人の方が生き残っている。また、拡大した需要にはそれまでお笑いに興味すら示さなかったような人々まで包括し、その人気の基準は一種のトレンド的な性格を強めるようになり、芸人のあり方も変化しつつあるが、一方でそれは笑いのレベルの低下と見る向きもある。

コンビであるにも関わらずピン芸人のような扱いを受けブレイクした若手芸人も多い。(例・レイザーラモンHG、犬井ヒロシ、なだぎ武、世界のナベアツなど)売れた者の中には、相方の世間での認知度が皆無な者もいる。

ショートスタイル
ネタ番組や賞レースにおけるお笑い芸人のネタの持ち時間は4分〜5分程度が一般的であるが、2000年代中期から後期にかけて、1分〜2分程度の短いネタを矢継ぎ早に披露するネタ番組が登場するようになった。ネタ時間を短くする事によって放送時間内により多くの芸人がネタを披露する事ができるのがこれらの番組の特徴である。このショートスタイルを「お笑い革命」と名打って2007年に放送開始されたのがフジテレビ系列「爆笑レッドカーペット」である。当初は発掘あるある大事典の番組打ち切りに伴う代替特別番組として放送開始された同番組は姉妹番組「ピンクカーペット」の放送開始、正月特番枠内での放送など規模を拡大していき、翌2008年にはゴールデンタイムでのレギュラー放送化に至った。2007年10月に放送開始されたTBS「あらびき団」も同様のショートスタイルの体裁をとっており、こちらは芸人以外の職種にも門戸を開き差別化を行っている。これらに先駆けて放送されていた「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ)内のコーナー「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」や「ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円」(TBS)なども含め、このショートスタイルお笑い番組を通じてエド・はるみ、世界のナベアツ、柳原可奈子、鳥居みゆき、次長課長、博多華丸・大吉、山本高広、渡辺直美、はるな愛などが知名度を高めた。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

このようにお笑いを分析すると面白いですね。

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